信じるものは救われない

だいたいなんで僕はこんなに引きこもっているんだろう?
そりゃ学校で会って話せる友達はいないけど、別に学校も嫌いじゃないしおしゃれして出かけるのも楽しい。
正直なところ、僕自身は僕はうつの類ではないと思っている。
世の中には仮面うつ病という症状があります。
精神面には異常がなくても、身体のほうにうつの症状が表れる病気。
或いは身体的症状が精神的症状を隠してしまうというものなんだそうな。
別にうつのふりしてるっていう意味の仮面ではありませんのでご注意。
で僕の場合、全く逆のパターンなんですね。
体はそんなに異常はなく、腹も減れば眠くもなるのに終始なんだか気分が悪い。
それでぼんやり考えたんですが、あんまし認めたくない仮説が浮上。
まさか、僕は「自分がうつ病である」って自分に暗示をかけてるんではなかろうか?
これって、まさか詐病
おそらくお医者さまに激しく忌み嫌われているであろうあの詐病
イヤだぁーーーーーーーーーーーー詐病だなんて・・・。
だいたいそんな辛い病気を模す意味がわかんないし、正直メリットも見当たらない。
でも症状としては病気というには怪しいんだよなぁ・・・。
体がだるーいなんて程度のことはみんな思ってることだろうし、夜更かしだって学生なら誰だって経験するだろうし。
僕は暗示に弱い性格です。
どうも体より脳みそのほうが先に反応するみたいで、思い込んだら結構そのテーゼが離れない。
たぶん僕にはプラシーボは猛烈に功を制するんじゃなかろうか。
そんな感じの人なので、詐病説はあたってそうでかなり怖い。
しかし詐病ってのもパーソナリティ障害にあたりそうだな。
ちなみに人格障害は、正確にはあくまで性格の枠内であり病気とは言わないらしいです。
まぁ、それ自体はかなり病的であり社会に生きる上でかなりの困難を伴うようですが。
とりあえず保険証手に入ったら、病院いってみようか。
そんで医者に詐病って見抜かれてプラセボもらって僕元気〜になってみんなに呆れられる、そんな予感。
・・・馬鹿すぎる。あまりの情けなさに死にたくなってくるレベルだ・・。
けど、これもやっぱり単なる思い込みでさらに自分に暗示をかけようとしているだけかもしれない。
そしてそう思うことすらも暗示の種だったりして・・・。
そうすると僕にとっては考えること自体が精神に負担をかけるものになるなぁ。
しかしそれすら暗示の種という可能性。
そもそも「自分が暗示に弱い」なんていってること自体が暗示である可能性だってある。
いったいどうすりゃいいのさ。
もはや自分では何が本当なのかわからん。