BGMにたかじん司会のテレビ番組を流しながらグロ画像なんかを見ていると、思うことがある。
人間には生と死と、二つの要素で出来ている。
けれど、テレビや普通の生活の中では生しか映さず、死はある種特殊なもののように扱われている。
データなんか知らないけど、一日に生まれてくる人間と一日に死んでいく人間の数ってのは同じよーなもんじゃないだろうか。
死の他にも、世間では様々なものが隠されている。
病や薬、犯罪に飢餓など、いわゆる世の中の暗部というやつ。
朝起きて夜寝る生活をしているちゃんとした人間ならば気付かずに素通りする部分を、夜光虫たちは目の当たりにし、その渦に翻弄されつつ生きている。
どっちが人間のあるべき姿だろうか。
まともに働いて天寿を全うするのか、薬キメてブタ箱に入って衰弱死するのか。
モラルや社会を無視して、ただ純粋に人間の存在を考えると、どうなんだろう。
哲学の世界にはいろいろな主義主張があるけれど、別にどれが正しいというわけでもなく、そのすべてが「ありうる」ものだ。
生きていくということは、意識無意識を別にして、なんらかの主義主張を自ら選んで進んでいくということ。
道行く人々は一体どんな主義、正義をかざして生きているんだろう。
普段テレビを見てゲラゲラ笑っている人にも、たまにはそんな世界の明暗を考えてほしい。
テレビの中がこの世のすべてではない。
人間の首なんて、切れ味のいいナイフさえあればあっという間に切り取れるんだ。
そんな脆い体をプリンみたいな脳みそで操って、僕たちはどうやって生きていくのか。
虚構と現実の両方をしっかりと把握、理解して、どちらにも対応できるように脳みそを緩くしておくべきかもしれない。
・・・
まぁなにがいいたいかというと、テレビもネットもなにもかも楽しく感じられないんですよ。
たかじん見てると、自分がまともでないかのように思えてくる。
何もかもがくだらなく見える。
今日は別に死にたいわけじゃなく、生活してて楽しくないんですよ。
なんだよ、もう・・・。
誰か何か、なんとかしてくれよ〜。