久々に酒を飲んだら、吐いた。
指を突っ込まなくても自然にこみ上げてきたのにはある意味懐かしささえ感じた。
ほんと飲めねえなぁ。

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いまさらな話かもしれないけれど、僕は昔から人間不信なところがあるのかもしれない。
友人ができない、と嘆いてはいるけれど、実際のところこれまでもいろんな人と出会う機会はあったし、いろんな人と一緒に授業を受けたり飲みに行ったりカラオケに行ったり、友達になれそうな人はたくさんいた。
僕はそれなりに話題の引き出しがあって、愛想も良くして、基本的に相手の話を聞き相手を楽しめることを考えるため、その場ではかなり盛り上がって話すことができる。経験上。
しかしどの機会も、その場限り。
一つの要因としては、人から直に言われることもある欠点。ネットの占いでも同じことをいわれた。
・笑ってるけど冷たそう
→自分の事を話さないから、腹のうちが見えてこなくて距離を感じる
・なんか全体的にわざとらしい
→自分の理想に近づくことを意識して、現実にいそうにないキャラを作っている感じ
とか。
あと、相手に喋らせることで会話を相手に任せているところがあり、おそらく僕が帰った後相手は相当疲れているのじゃないかと思う。

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でも、別に嫌われているわけじゃないだろうしこちらがお願いすれば時々は付き合ってくれるだろう。カラオケでも、食事でも。
誰にだって「ココはいいけどココは苦手」というところはある。
だから、気にせずこちらから懇意にすれば相手も「まあいいか」と思ってくれるはず。
けれど、どちらかといえば「僕のほうが」相手を避けてしまう。
会う人会う人に対して、この人はやだなと激しく贅沢なことを思ってしまう。
どいつもこいつも嫌なやつに見えてきてしまう。
いい人だと感じる心がある一方で、また会いたいかといわれるとNOと答えてしまう。
まれ〜に僕のことを気に入ってくれる人もいるが、好かれると引いてしまう癖がある。これは昔から。
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どうしたらいいんだろう。
楽になりたい。
最近、傘を持っていない日に限って夕立が通り過ぎ、びしょぬれになって帰ってくることが幾度かあった。
こんな季節でも、肌に張り付く濡れたシャツはとても冷たかった。